モデルのローラさんや紗栄子さんが愛用していると話題の、CBDオイル（カンナビジオールオイル）。最近流行っているし、ちょっと試してみたいなという方も多いのではないでしょうか？その一方で、「商品が多すぎて何から試せば良いの？」という方も多く、またすでに愛用している方の中でも「もっと良いのあるかも？」「効果がいまいち」など、いわゆる“CBDオイル難民”も多いかと思います。

そこで今回は、そんな疑問に答えるべく、CBDオイルビギナーから玄人まで参考になる、おすすめランキングをご紹介します！ぜひこの機会に、CBDオイルへの理解を深めて、自分に合う製品に出会ってみてはいかがでしょうか。

そもそもCBD・CBDオイルとは？

CBD（カンナビジオール）とは、大麻草に含まれる「カンナビノイド」という植物由来の成分の一つです。ここ数年前で薬理効果がある成分として世界的に注目されるようになり、現状他の薬と異なり、副作用があまりない成分として期待が高まっています。

CBDオイルは、その成分を中心に抽出した健康オイルのことで、舌下に数滴垂らす経口摂取（ティンクチャー）タイプが一般的で、初心者の方でも使いやすいと人気があります。

ところで大麻草と聞くと、マリファナの主成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)があまりに有名なので、幻覚作用や多幸感などの精神作用のある危険な植物だと思われがちです。

大麻草にはTHCの他に、100種類以上のカンナビノイドが含まれています。その一つであるCBDは、そのような精神作用はなく国内でも合法となっています。CBDオイルに関しても、THCを除いた成分を抽出し、品質検査も入念に行われているので、安心・安全です。

CBDオイルに期待される効果

CBDは、大麻草に100種類以上含まれる「カンナビノイド」という医療効果を生み出す成分の一つで、その成分を含んだCBDオイルには以下の効果が期待できると言われています。

  • 抗不安（心的外傷後ストレス障害、いわゆるPTSDなど）
  • 抗炎症作用
  • 鎮痛作用（関節炎、多発性硬化症、片頭痛など）
  • 抗菌
  • 抗酸化作用
  • 骨組成の促進
  • 血糖値の低下
  • 食欲抑制
  • 神経保護作用
  • アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症などの改善
  • がんの成長を阻害する
  • 悪心、嘔吐の減少
  • アトピー性皮膚炎、ニキビなどの改善

CBDオイルの選び方

CBDの安全性や効果はわかったけど、CBDオイルを一体どんな基準で選べばいいの？という方も多いと思います。そんな方に以下の3点に注意して製品を見てください。

①商品に含まれる成分の種類

CBDオイルの種類は、フルスペクトラムCBD、ブロードスペクトラムCBD、CBDアイソレートと、配合成分により大きく3つに分けられます。

  • フルスペクトラムCBD

フルスペクトラムCBDのオイルとは、大麻草に含まれるカンナビノイドとその他全ての化合物を抽出して作られた薬理効果の高いオイル。CBDだけではなく、テルペンやビタミン、そしてTHCも微量に含まれているのが大きな特徴です。

アメリカでは2018年12月に産業用ヘンプ(THCが0.3％未満の低い大麻草)が合法となり、フルスペクトラムCBDの製造、販売、使用ができます。そのためネットなどで入手可能かもしれませんが、国内ではTHCが違法の成分になっているので、選ばないよう注意しましょう。

日本の販売業者の中では、本来の定義と異なり、THCを含まないCBDオイルをフルスペクトラムと謳っている商品もあります。しかし成分を明記されず規制の対象にもなりかねないので、基本的に選ばないことが安全です。

  • ブロードスペクトラムCBD

ブロードスペクトラムCBDのオイルは、THCを除去して作られたもののことを指します。CBDとその他のカンナビノイドやテルペン（芳香成分）が相乗的に働き、効果を増大させると言われています。CBD愛用者の方は、ブロードスペクトラムを選ぶケースが多いです。

メーカーによってCBD以外の成分はそれぞれですが、実際それが1種類でも100種類でもブロードスペクトラムと謳えてしまうので、明記のない場合はメーカーに確認することをおすすめします。

  • CBDアイソレート

CBDアイソレートのオイルは、大麻草に含まれるCBD以外の成分をすべて取り除くことによって作られています。いわゆるCBDクリスタルです。

CBD自体は、副作用のない成分と言われているため、初心者の方は、CBDアイソレートから始めることも多いです。

②CBD濃度・含有量

CBDオイルの商品には、濃度や含有量の記載があります。基本的に注目してほしいのが濃度(全体量に対してCBDが含まれる割合％)です。というのも、含有量だけ見ると、CBD1滴の摂取量に対する効果が比較できません。当たり前ですが、全体の容量多ければ少量のオイルよりCBDは薄まり、コスパが悪くなりますよね。

CBDオイルの濃度によるの目安としては、以下が挙げられます。

  • 1~4％：リラックス効果
  • 5%：ストレスの緩和
  • 10%以上：激しいストレスの改善

初心者の方は、1～4%で試してみて、慣れてきたら5%以上の高濃度のものにしてみてもよいと思います。愛用者の方で、「今のだと効果がいまいち……」という場合は、10%、15%と濃い濃度に、またそれで強い場合は、低濃度に下げるなど柔軟に選ぶのをおすすめします。

全ての商品に濃度が記載されているわけではないので、その場合以下のように計算してみてください。

【濃度の計算】

全体100gのCBDオイルに、CBD成分が3g含まれている場合、CBD成分の濃度は「3g/100g＝3%」となります。

※全体がgではなくmlで記載されている場合は、大体の目安がわかるので、gをmlに置き換えてみてください。

③価格

価格は、メーカーによってまちまちですが、基本的にCBDアイソレートよりブロードスペクトラムの方が高価な場合が多いです。あとは、濃度により圧倒的な価格差があり、5%以下は数千円で比較的リーズナブルで、10%以上になると1万～2万円と高値になります。本当にお試し程度で良い場合は、CBD濃度1%のもので3,000円以下のものもあります。

【初心者・愛用者】CBDオイルのおすすめランキング5選

さて、「CBDオイルを選ぶには成分の種類、濃度、価格を基準としたら良いということがわかったけど、結局自分にはどれが良いのか教えてほしい！」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、初心者の方と愛用者の方それぞれに向けておすすめのCBDオイルをランキングにしてみました！ぜひ参考にしてみてくださいね。

【初心者向け】CBDオイルのおすすめランキング5選

No.1　【MEDTERRA】CBD ティンクチャー 250MG

CBDオイルのおすすめランキング5選、1位は、「MEDTERRA CBD ティンクチャー 250MG」です。

MEDTERRA（メディテラ）は、アメリカ・カリフォルニア発で、メディアに多数掲載されている信頼あるメーカーです。初心者の方が始めやすいCBD濃度と、コスパの高さがあげられます。低濃度で慣れたら、高濃度の商品もあるので、同じブランドでいろいろ試せるのも魅力です。

【商品詳細】

製法：CBDアイソレート

CBD濃度※：1.7%（その他3.3%、10%あり）

ベース：MCTオイル※

参考価格：3,980円

No.2　【Octo】1.6%（ CBD500mg / 30ml）+ ヘンプシードオイル

CBDオイルのおすすめランキング5選、2位は、「Octo 1.6%（ CBD500mg / 30ml）+ ヘンプシードオイル」です。

Octoはメディアに多数採り上げられており、2020年12月に台湾悪魔ジーパイとコラボし、世界初の「CBDタピオカ」を出したことでも話題になっています。CBD濃度の豊富なラインナップと、初回は4,298円（税込）とリーズナブルな価格は、初心者の方におすすめできます。

【商品詳細】

製法：CBDアイソレート

CBD濃度：1.6%（その他3.3%、6.6%、10%あり）

ベース：MCTオイル、ヘンプシードオイル

参考価格：初回4,298円、定価7,480円

No.3　【organiCBD】CBDオイル ナチュラル

CBDオイルのおすすめランキング5選、3位は、「organiCBD CBDオイル ナチュラル」です。

organiCBDは、オーガニックなCBD製品の加工・販売を行う国内ブランドです。価格も比較的手に取りやすく、ノンフレーバーの他に、初心者の方が使いやすいオレンジ、ラベンダー、ペパーミントとフレーバーのラインナップがあります。アイソレートの他に、ブロードスペクトラムの商品もあるので、慣れてきたらオイルの種類を変えられるのもおすすめです。

【商品詳細】

製法：CBDアイソレート

CBD濃度※：3.3%

ベース：MCTオイル

参考価格：6,200円

No.4　【H THINK】CBD ISOLATE TINCTURE 500

CBDオイルのおすすめランキング5選、4位は、「H THINK CBD ISOLATE TINCTURE 500」です。

H THINKは、国内でCBDの加工・販売を行うブランドの一つで、Biople by CosmeKitchenでもCBDオイルが取り扱われているということで有名です。H THINKのCBDオイルは、無味無臭なので、初心者の方も飽きずに継続しやすいです。また、CBD濃度のラインナップが豊富なので、調整しやすいのも魅力です。

【商品詳細】

製法：CBDアイソレート

CBD濃度※：1.7%（その他に3.3%、6.7%、10%あり）

ベース：MCTオイル

参考価格：7,370円

No.5　【NEO CBD JAPAN】 5ml 1% @NEO CBDオイル

CBDオイルのおすすめランキング5選、5位は、「NEO CBD JAPAN 5ml 1% @NEO CBDオイル」です。

NEO CBD JAPANは、アメリカ産の有機CBDを使用し、加工・販売しているブランドです。ノンフレーバーの他に、エナジーフレーバー、トロピカルフレーバー、ミントフレーバーと計４種類から選べます。容量とCBD濃度の豊富ラインナップにより、その人にとって適当な濃度を好きな量買えるのが魅力です。

【商品詳細】

製法：CBDアイソレート、ブロードスペクトラムCBD

CBD濃度：1%（その他に5%,、10%、15%、20%あり）

ベース：MCTオイル

参考価格：2,200円

※CBD濃度が記載されておらず、目安で算出したもののため、正確な数値と多少誤差がある場合があります。

※MCTオイルとは、ココナッツオイルの中でも中鎖脂肪酸だけを取り出したもので、CBDの吸収を高める働きをします。

【愛用者向け】CBDオイルのおすすめランキング5選

No.1　【CannaTech】CBD オイル 5% 500mg

CBDオイルのおすすめランキング5選、1位は、「CannaTech CBDオイル / 経口摂取用 ドロップオイル」です。

Cannna Techは、オーガニックヘンプのみを使用し、CBDオイルの安心・安全に力を特に入れているメーカーです。CBD濃度1％～10％と幅のある商品ラインナップで、人によって、またコンディションによって柔軟に使い分けが可能です。またどの商品も1万円以下というリーズナブルな価格帯が魅力的で、継続して使いやすいです。

【商品詳細】

製法：ブロードスペクトラムCBD

CBD濃度：5%（その他1%、3.3%、5%、6%、10%あり）

ベース：MCTオイル※

参考価格：4,980円

No.2　【エリクシノール(Elixinol)】 CBD ティンクチャー 500

CBDオイルのおすすめランキング5選、2位は、「エリクシノール（Elixinol）CBD ティンクチャー 500」です。

エリクシノールは、アメリカ・コロラド州を本拠地とし、国内にも拠点をもつCBDメーカーです。エリクシノールのCBDオイルは、国内のパイオニアとしてメディアで多数採り上げられ、またBiople by CosmeKitchenでも売り切れになるほどの商品です。CBD濃度が5％以外に15％、30％と、とても高濃度な商品を揃えているのが特徴です。最近はロールオンタイプも出て、日常使いしやすくなっています。

【商品詳細】

製法：ブロードスペクトラムCBD

CBD濃度：5%（その他15%、30%あり）

ベース：MCTオイル

参考価格：6,380円

No.3　【hemptouch】CBD オイル ゴールド 500mg 5%

CBDオイルのおすすめランキング5選、3位は、「【hemptouch】CBD オイル ゴールド 500mg 5%」です。

hemptouchは、ヨーロッパで人気を博すスロベニアのCBDメーカーで、日本に正規代理店を持っています。世界的に権威ある「ビューティー・ショートリスト・アワード」の健康部門を受賞していることからもその信頼がおけるメーカーということがわかります。CBD濃度においても豊富なラインナップで、30％と高濃度なものもあります。

【商品詳細】

製法：ブロードスペクトラムCBD

CBD濃度：5%（その他3%、10%、15%、30%あり）

ベース：MCTオイル

参考価格：7,280円

No.4　【NEO CBD JAPAN】CBDオイル 10ml 5%

CBDオイルのおすすめランキング5選、4位は、「NEO CBD JAPAN CBDオイル 10ml 5%」です。

NEO CBD JAPANは、アメリカ産の有機CBDを使用し、加工・販売しているブランドです。ノンフレーバーの他に、エナジーフレーバー、トロピカルフレーバー、ミントフレーバーと計４種類から選べます。容量とCBD濃度の豊富ラインナップにより、継続的に使用して使う方におすすめできます。

【商品詳細】

製法：ブロードスペクトラムCBD

CBD濃度：5%（その他1%、10%、15%、20%あり）

ベース：CBDアイソレート、ブロードスペクトラムCBD

参考価格：6,600円

No.5　【Canna River】CBD ティンクチャーオイル 60ml CBD2500mg

CBDオイルのおすすめランキング5選、5位は、「Canna River CBD ティンクチャーオイル 60ml CBD2500mg」です。

Canna River（カンナリバー）は、アメリカ発のCBDメーカーで、全ての工程を自社で行って安心・安全で透明性の高い製品を作っています。CBDオイルは、ノンフレーバーの他に、ペパーミント、トロピカルフルーツなど計9種類と豊富なフレーバーを提供しているのが特徴です。価格は、60mlという大容量を考えるととてもリーズナブルなので、継続的に利用しやすいです。

【商品詳細】

製法：ブロードスペクトラムCBD

CBD濃度：4.2%（その他1.6%、4.2%、8.3%あり）

ベース：MCTオイル

参考価格：14,799円

※MCTオイルとは、ココナッツオイルの中でも中鎖脂肪酸だけを取り出したもので、CBDの吸収を高める働きをします。

CBDオイル（カンナビジオールオイル）

CBDオイルに関して初心者の方、すでに愛用されている方におすすめする商品ランキングを紹介しました。CBDオイルの商品は年々増えているため、どれが良いかなかなか判断しづらいものです。

そのため今回のように、商品に含まれる成分の種類・CBD濃度・価格を軸に置くと、何が自分に合っているのかわかりやすくなると思います。ぜひあなたに合ったCBDオイルに出会って、効果を実感いただきたいです！

（編集・ライター：藤森蓉子）