CBDオイルで検索すると、「くさい」「におい」といったキーワードが散見されます。実際には、どんなにおいがするのでしょうか?また、においのしない製品選びや使い方のコツはあるのでしょうか?
フルスペクトラムの製品はにおいがある
CBD製品には、フルスペクトラムとアイソレートという2つの種類があります。このうち、においがあると言われているのはフルスペクトラムの方です。ではなぜそうした違いが生まれるのか、まずは両者の詳細についてご説明します。
フルスペクトラムとアイソレートとは
大麻草にはいろいろな化合物が含まれていますが、それらをすべて抽出したものをフルスペクトラムといいます。化合物の種類は100以上あり、なかにはTHCといういわゆるハイになる成分も含まれています。
一方、アイソレートとは大麻草からCBDを99以上の濃度で抽出したものです。THCはもちろん、THCAやTHCYといったその他の成分は含まれていないため、法的に問題のないものになります。
なぜフルスペクトラム製品にはにおいがあるのか
アイソレート製品は、ほとんどにおいがしません。一方で、フルスペクトラム製品からは独特のにおいがします。これは、フルスペクトラム製品には、大麻の植物成分が残されているからです。
大麻草のにおいを強く感じるので、人によっては「くさい」「嫌なにおいがする」と感じます。製品によってはこの独特のにおいを抑えるため、柑橘系の植物でにおいづけされていることもあります。
においが気にならない製品の選び方・使い方
CBDオイルは気になるけど、においが気になる。もしくは、一度使ってみたけどにおいがダメだった。そんな方のために、においが気にならな製品の選び方や使い方を解説します。
におい対策にはロールオンタイプがおすすめ
CBDオイルの製品には、いろいろな種類があります。電子タバコで吸うリキッドタイプや舌にたらすオイルタイプ、食べるタイプのグミやタブレットタイプなど、かなり多様です。
そのなかでも、においが特に気になる方にはロールオンタイプがおすすめ。多くの場合、ミントやレモン、ハーブなどがミックスされているので、大麻独特のにおいが気になりません。どちらかというと香水のような、さわやかなにおいになります。
料理に使えばにおいがわからなくなる
CBDオイルは料理に使えるタイプもあります。これなら調味料のにおいに紛れるので、問題なく摂取できますね。
料理に使うには、ちょっとした注意点があります。熱を加えすぎると、成分が完全に飛んでしまうのです。160~180℃で蒸気化し、220℃以上で燃焼し始めてしまうので気を付けましょう。成分が飛んでしまうと、CBDの効果は感じられなくなってしまいます。
サラダやスープなどのさっぱりした味のものだと、においが残る場合があります。スパイスを使ったものや肉の強い味が感じられるものだと、より強くにおいを打ち消せるので、とてもおすすめです。
CBDオイルを使った料理はまだまだあまり知られていませんが、自分だけのとっておきのレシピを見つけてみてください。
においを気にせずCBD製品を楽しもう
CBD製品は、気持ちがリラックスしたり痛み止め効果があったりと、日常に上手く取り入れられれば非常に有効なものです。においが気になることもありますが、まずはフルスペクトラムではなくアイソレートを選ぶように心がけてください。
そして、慣れるまではロールオンタイプにしましょう。それでも気になる場合は、料理に入れ込むことでにおいをまぎらわせます。こうした工夫を重ねて、より良いCBDライフを過ごしましょう!