心と体の健康や、美容の分野で効果があるとして今なにかと話題になっているCBDオイル。でもCBDは大麻から抽出された成分ということで、違法ドラッグとしての「マリファナ」のように依存性や中毒性があるんじゃないかと不安で手の出せない方も多いことでしょう。

今回はCBDオイルに依存性や中毒性があるのかどうか調査しました!CBD製品のことが気になっていたり、使ってみたいけどよくわからなくて手が出せないという方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!

CBD・CBD製品とはどんなものなのか

ご存知の通り、CBD(カンナビジオール)とは、大麻などの植物が持っている天然成分です。このCBD成分を抽出し、オリーブやココナッツなどのオイルで濃度を調整して製造されたものがCBDオイルになります。

CBD製品にはオイルの他にも、クリームや錠剤、グミ、キャンディタイプのものなど、用途や用法の異なるいろいろな種類があります。

CBDにはリラックス効果があり、不安を和らげたり、ストレスの緩和、睡眠導入剤などの効果もあります。また、痛みや皮膚の炎症を静めたり、うつ病などにも効果があると書いている論文もあります。

CBDに中毒性はない

さまざまな恩恵のあるCBDですが、原材料は日本で違法ドラッグのマリファナなどと同じ大麻などの植物。果たしてCBDに中毒性や依存性はあるのかどうか気になりますよね。

結論からいうと、CBD成分自体に中毒性や依存性はありません。また違法ドラッグのマリファナように精神を活性化させるような、いわゆる「ハイ」になる成分も含まれていないのです。

CBDとTHC

なぜ同じ原材料から作られているのに、マリファナは危険でCBD製品は良しとされているのかというと、抽出される成分に違いがあるためです。

マリファナなどの違法ドラッグは大麻の持つTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分を抽出して作られています。このTHCという成分が精神を刺激しハイにさせるのです。また、中毒性や依存性も持っています。原材料が同じでも、使用している成分が違うため、CBDは安全とされています。

CBD製品を買うときには注意が必要

CBDに依存性や危険性がないからといって、全てのCBD製品が安全とは限りません。なぜ成分は安全とされているのに、CBD製品を買うときに注意しなければいけないのか不思議ですよね。

実はCBD製品の作る過程でTHCの含有量が変わってくるからです。しっかりと調べて正しい方法で購入しなければ、THCが含まれているCBD製品を購入してしまう可能性があります。日本では微量でもTHCが含有されていると違法です。

CBD製品を購入するときは、絶対にTHCが入っていない製品を購入してください。

CBDに中毒性や依存性はないが、注意して使おう

CBDそのものに中毒性や依存性はありません。しかし、CBDをどうやって原材料から抽出するのかなど、製品化する過程の違いからTHCが混ざっている製品も存在します。

インターネットで購入する場合などはしっかりと調べなければ、間違えてTHCが含まれた危険な製品を購入させられてしまうゼロではありません。しっかりと成分表を見たり、目的の製品を事前に調べるなどして、THCが含まれていないか、危険性がないかどうかを見極めてから使用してください。

また安全とはいってもCBDを過剰に摂取することは危険です。用法用量を守って使うことが大切ですね。