海外を中心に話題になり、今日本でもじわじわとブームが来ているCBDオイル。美容や健康に気を使っている方の中にはもう試したという方も少なくないことでしょう。今回はそんなCBDの摂取してから効果が出てくるまで、どのくらい時間がかかるのかについて解説します。ぜひ参考にしてみてください!

CBDは摂取の仕方によって効果が出るまでの時間に違いが出る

CBDはどうやって摂取するかによって、効果があらわれるまでの時間が変わってきます。早い場合は摂取してから数分で効果を感じ取れます。一方で1時間以上をかけてじわじわと効果があらわれるということもあります。

初めてCBDを使うという方は、時間をかけながら少量ずつ試して、自分に適した摂取方法を探るのがおすすめです。

摂取方法ごとの効果が現れるまでの時間

それでは、CBDの摂取方法ごとに、効果が現れるまでどのくらいの時間がかかるのか、またその摂取方法にどういった特徴があるのかをみていきましょう。

舌下投与の場合は15〜30分で効果があらわれる

舌下投与とは読んで字の如く、舌の下などにCBDオイルなどを垂らして、口の中の粘膜からCBD成分を吸収するという摂取方法です。舌の下側にスポイトなどでオイルを垂らして、それを飲まずに口腔内に溜めることで吸収します。

効果があらわれるまでの時間は他の摂取方法に比べて早く、15〜30分です。また効果の持続時間は4〜6時間になります。口腔から吸収することで、胃や肝臓を通ることなくCBD成分を血中に送り込むことができるので、吸収率は高いです。

吸入での摂取する場合は数分で効果があらわれる

吸入形式でCBDを摂取する場合、効果を得られるまでの時間が短く、なんと数分で効果が出てきます。なので、急性の不安症状や、急いで痛みを和らげたいという時に適した摂取方法です

なぜ即効性があるのかというと、吸入の場合は、CBD成分を含んだ水蒸気、煙などはまず肺に入ります。肺に入ることで、CBDの成分が直接血液の中に入ることができるのです。

しかし即効性があるのと裏腹に、効果が持続できる時間は短くなっており、吸入後30分でピークを迎えます。そして、2〜4時間程で効果が消えてしまいます。

吸入タイプの摂取方法はCBDリキッドなどをVAPE機器などを使って水蒸気化して吸い込んで摂取する方法です。かなりスピーディな効果の発現が期待できる摂取方法ですが、VAPE機器は消耗品で、定期的に買い換える必要もあり、上級者向けの摂取方法ともいえます。

時間はかかるが量の調整がしやすい経皮投与

肌から直接摂取する場合は、パッチ状やジェル状のCBD製品を使います。この場合、CBDは真皮を経て血液の中へ送り込まれます。少しの成分が、4〜12時間をかけてゆるりゆるりと吸収されていくのが特徴です。

またパッチやジェルを剥がしてしまえば、30分以内で効果がなくなるので、用量などの調節が簡単になっています。

軟膏やオイル、スプレーなどのCBD製品ならば、直接皮膚に塗ることで効果を得ることができます。直接塗ることで局所的に、効果が素早く現れるんです。塗るだけという簡単な使い方なので、痛み止めや皮膚炎などに使う場合に用いられる摂取方法になります。

6〜8時間かけてじわじわと効果を発揮する経口摂取

口からCBD成分を摂取したいという場合は、サプリメント状のCBD製品を使います。この摂取方法は効果が出るまで30〜1時間程となっており、少し時間がかかってしまいます。

なぜなら、経口摂取の場合は、摂取されたCBD成分はまず胃で分解、消化され、その後肝臓で分解され、最終的に小腸や大腸で栄養素の吸収が行われるからです。

ただその分、他の食品などと同じようにゆっくりと栄養素が吸収されるので、効果が持続する時間は長くなります。大体6〜8時間は体内にとどまりじわじわと吸収され効果を発揮します。

自分に適した摂取方法でCBDを使おう!

CBDの効果があらわれるまでの時間は摂取方法により異なること、摂取方法ごとに効果があらわれるまでどのくらい時間がかかるのかについて解説してきました。

CBDの製品ごとにいろいろな摂取方法があります。自分の症状や求める効果に合わせて摂取方法を選びましょう。CBD製品を使い始めてまだまだ日の浅い方は、時間をかけて少しずつ摂取方法やちょうどいい摂取量を試して行って自分にあった摂取方法を見つけてくのがおすすめです。不安な場合は医師などに相談してください。