最近、健康や美容に感度の高い方の間で、CBDオイルが流行しつつあります。実はCBDオイルは、ヘンプオイルとは別物です。この2つを混同しないよう、違いをしっかり理解しましょう。
CBDオイルとは
CBDオイルの原料は、麻の花、茎、葉、根、種子から抽出されたオイルです。カンビナジオールやキャリアオイルが含まれ、リラックス目的などで使用されています。摂取方法は多岐にわたりますが、舌下摂取されることが多いです。
効果としては、痛みの緩和やアンチエイジング、ストレス予防などが挙げられています。ここで、実際にCBDオイルを使ったことのある方に、どんなメリットを感じるかコメントをいただいたので紹介します。
ヘンプオイルとは
ヘンプオイルの原料は、麻の種子のみです。ここから、種子を意味する「シード」という言葉を使い、「ヘンプシードオイル」と呼ばれることもあります。栄養価も高く、下記のような成分が含まれます。
・リノール酸
・α-リノレン酸
・ビタミンE
・リン
・カリウム
・ナトリウム
・マグネシウム
・硫黄
・カルシウム
・鉄
・亜鉛
リノール酸は聞きなれないかもしれませんが、実はこれは、PMSの症状改善に役立つという報告がされています。女性は、生理前に痛みや不快感を伴う方も多いので、そんなときに役立ちます。
このようにたくさんの成分を含んでいるヘンプオイルは、スーパーフードとしても高い注目を集めています。CBDオイルよりも、健康志向の方に評価されているでしょう。
CBDオイルとヘンプオイルは間違えやすい
初心者の方は、CBDオイルとヘンプオイルを間違って購入してしまうことがあります。自分が使いたい方をしっかり変えるように、よく注意しましょう。
見極めるポイントは、CBDオイルには、CBD、Cannabidiol、カンナビジオールといった成分名が書かれているかどうか。これがあればCBDオイルですし、なければヘンプオイルになります。
ヘンプオイルには、カンナビスシードオイルや、カンナビスサティバシードオイルといった表記が書かれていることがあります。
使い方の違いに要注意
CBDオイルとヘンプオイルでは、使い方も違います。CBDオイルは色々な摂取の仕方があり、わかりやすいのは飲んで体に取り入れる方法です。
スポイトタイプの製品では、舌の上でゆっくり温めるようにすると効果的。摂取量も調整しやすいので、初心者の方でも簡単です。カプセルタイプは、毎日決まった量を摂りたい人にうってつけでしょう。
次に、体にぬって取り入れる方法があります。これなら家の外でもさっと使えますし、痛みがある場所に直接効果を発揮させられます。ロールオンタイプなら手も汚れず、気軽に使えるでしょう。
最後に、吸って取り入れる方法があります。水蒸気にして摂取するというやり方で、中級者から上級者向きです。他の方法に比べ、素早く効果を感じられます。
ヘンプオイルは、オリーブオイルやココナッツオイルのように、料理の中に入れ込んで使うことがあります。これなら毎日の食事で取り入れやすいですね。
また、肌にぬって使う方法もあります。CBDオイルのように、水蒸気にして摂取するやり方はあまり見られません。
CBDオイルとヘンプオイルの違いを理解しよう
CBDオイルとヘンプオイルでは、効果や使い方に違いがあります。どちらを使うかは自分次第ですが、きちんと使いたいと思った方を使えるよう、その違いを理解しましょう。